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工場なので夏場はエアコン室外機の冷却水を大量に使います。平場は常に水で溢れ、壁際のH鋼から湿気が廻り壁際のモルタル欠損が確認出来ます。工場の裏手なので躯体欠片が欠損しても人に当たる事はありませんが先ずは漏水を防ぎ壁際を補修し欠損欠落対策する必要があります。
事務所天井の復旧工事も依頼受けていますが、天井を直しても屋上からの漏水を対策しなければ意味がありません。10月後半に入り冷却水も使用しなくなり土間が乾いた今の時期に防水工事を着工!
屋上は駐車場になっている為、頻繁に歩行するためウレタン防水では捲れやキズが起こる恐れがあり今回は水性凝固型ポリマーセメント防水を採用しました。
現場に安全コーンを立て高圧洗浄→ケレン作業→下地調整→プライマー塗布→中塗り1回目→中塗り2回目→トップコートで屋上防水を施工しました。大事な点は室外機下側の作業性を良くするためのジャッキアップです。室外機の下側が一番湿気が多く壁際に湿気が廻るので室外機周りの作業効率が悪いと話になりません。
屋上防水工事完了後は壁際の大工造作です。欠損した場所は木軸で補強しラスカット、左官補修し漏水を改善しました。
現場調査報告書、現場作業報告書と工事履歴を残し建物を正常な状態に維持する為の保守に努めます。